店主です。長崎県の波佐見で作陶されている中川紀夫さんのスリップウェアがたくさん入荷しました。
最近よく目にするようになったスリップウェアですが、もともとはイギリスの伝統的な技法で、器の素地にスリップ(化粧土)を流しながら模様をつけて焼き上げたものです。本国イギリスでも忘れられていた技法を、大正時代に柳宗悦や濱田庄司らによって再発見され、その後の民芸運動と共に日本で新しいスリップウェアが次々と生み出されたそうです。
近年では日本各地で若い作り手さんがさまざまなスリップウェアを手がけていて、中川さんもその若い作家さんの一人です。
こちらは楕円の深鉢です。今回こちらの4柄が入荷しました。パスタやカレーはもちろん、何を盛り付けていただいても不思議と決まる1枚です。
縄状のデザインが施された縁が、とても民芸的で渋いですね。
こちらは17cmのリム皿です。こちらも4柄が入荷しました。取り皿やケーキ皿としてお使いいただけます。
黄色がかった生地に黒いスリップと所々に入った貫入が混ざり合って、何ともいえない素敵な雰囲気ですね。
10cmの豆皿は8柄入荷しました。何枚でもそろえたくなる可愛さです。
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by NORTHWEST-SELECT
| 2013-03-17 15:37
| 中川紀夫さんの器